〜心で書く!〜 氏原英明 公式ブログ

フリーライター・氏原英明のblog。当サイト上にある日記の記事の無断転載を禁じます。

BASEBALL FAN

2009年12月の記事一覧

1年間を振り返る

 まもなく、2009年が終わろうとしています。

 今年1年、どんな1年だったかなぁ??

 う~ん、正直に言うと、終盤まではあまりいい年ではなかったかもしれない。思うように行かないことがあったり、コケにされるようなことがあったり、「名前が無いライター」と揶揄されたり(笑)で、苦しいことが多かったかな。

 その中で、公式ブログを書かせてもらうようになったり、終盤には少しずつ光が差してきたかなぁとは思います。なかでも、前回の日記にも書いたけれど、野球をよくしようと動いている人たち、要するに「本物」と呼ばれる人たちに出会うことが出来て、迷っていた自分にひとつの方向性を再確認できたかなぁと思います。

 やはり、この仕事は、記事を多く書いて、それなりの稼ぎをえることも大切ですが、そうじゃないんだと。何を残せるか、何を書いていくかが大事だということです。もちろん、生きていくためには稼ぐことも必要ですけど、何を書くか、そこにこだわって行きたいなぁと、そう思うわけです。

 これからも、悩むこともあるかもしれないけれど、そうであっても、「本物」を目指して、追い求めて生きたいなぁとおもう。この仕事に就きたいと思うようになったのか。きっかけになった、「28年目のハーフタイム」(金子達仁著)を胸に刻んで行きたい。

 ということで、簡単ですが、ことしの氏原的月別ニュースをまとめて、今年最後の日記にしようと思います。

 1月 「教育を作る会」の講演会に参加。後ろから頭を叩かれたかのような衝撃を受ける。

 2月 ブログを本にしてみる。高校野球情報.COMのHPを見つけ、それをブログに書いたことから、関係が始まる。

 3月 センバツで担当した高校が軒並み、序盤で敗退。行きつけの店で「腐らず、見に行きや」と背中を押してもらうと、素晴らしい出会いに恵まれる。(尊敬する監督さんが緊急入院というのもあった)

 4月 「人間力と高校野球」の連載スタート。

 5月 新型インフルエンザが近畿で流行。近畿大会が中止に。

 6月 Number Web にて「野球善哉」連載スタート

 7月 講談社にて「高校野球地方大会ブログ始まる」

 8月 フリーカメラマンとの新しい出会い

 9月 飲み会帰りに近鉄で事故。電車不通に。

 10月 「検証甲子園2009」出版。初めて校正のお手伝いをした番組が放送される。

 11月 某知人宅で野球関係者の方と飲み会、大きな刺激を受け、変化が生まれる。公式ブログ始まる。

 12月 3月にあった素晴らしい出会いが少しずつ形になり始める。「本物」を追求するきっかけとなった。 

 以上です。

 色々あった1年でした。出会いに感謝したい1年でした。読者の皆様もありがとうございました。これからも、もっともっと、何かを残せるようなライターを目指して、精進していきたいと思います。来年も宜しくお願いします。

Written by 氏原 英明

2009年12月31日 11:34 pm

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野球界を良くしようとする人たち。

 ことしも、あと1日になりました。色んな人に出会った一年でした。様々なことを学んだ1年だったかなぁ。

 30日は、仕事納め。大阪の堺ビッグボーイズの納会に参加させていただきました。堺ビッグボーイズはというと、横浜に1位指名されて入団した筒香選手の出身ですが、きょうは、本人も来ていて、充実した取材ができました。

 仕事納めには、なんとも、贅沢なものでした。

 この1年を振り返ってみると、「野球界を良くしようととする人たち」に触れあえた一年だったのではないかと思います。

 「野球をよくしよう 」と書くと語弊があるかもしれない。

 「今の野球界の何が悪いねん!」と怒る人もいるでしょう。

 そうじゃないんです。悪いのではなく、さらに良くしようというものです。

 野球の底辺は日本のスポーツの中でも優れていると思います。それは、中学・高校時代に補欠だった選手が、プロの世界などで活躍する選手を生み出せている点を見ても、他の競技にはほとんどないと思います。サッカー界の底辺も素晴らしいですが、そこは野球界には勝てていないでしょう。

 小中学校から、高校、大学・社会人までと、早咲き・遅咲きの選手たちが勝谷kする場が常に、野球界にはあるからです。

 だから、野球のすそ野は広く、誇れるものであると思います。

 しかし、これがもっと質が高まればさらに良くなると思うのです。プロや海外からの考え方で良いものを取り入れることができれば、もっともっと、世界は広がり、レベルアップしていけるというものです。

 残念ながら、野球界にはプロアマ問題が根付いていて、高校レベルでそれをよくしていくのは難しいものがあります。「夢の向こうに」や「オフトレ」など、プロの選手が高校生と触れ合える機会が以前に比べて、増えてきましたが、それだけでは足りない。

 高校には限界がある。

 ところが中学ではそれができる。高校野球という華やかな舞台があるその一歩手前の中学野球の考え方が深まっていけば、もっと、高校にもつながってくるし、野球界をよくする一歩になるのではないかと思う。

 もちろん、高校でもできることがあります。「変えよう」ではなく、「良くしよう」と、意気込んでおられる方がたくさんいます。

 それは、技術面だけではなくて、さまざまな方面です。指導の仕方であったり、練習の内容であったり、日常生活であったり…。

 目に見えるものではなく、本質をとらえ深めて行こうとするチーム・指導者が、動き始めようとしている。

 この暮れにきて、色んな方からの熱い思いを聞いた。「大事なものを発信していきたい」「行動を起こしていきたい」というものです。

 まだまだよくなるんだということを信じて、そうした指導者たちの息遣いを伝えて行けたらなぁと。暮れにそんなことを感じたりしています。

Written by 氏原 英明

2009年12月31日 2:51 am

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年末に想う。

 クリスマスが、何もなく、去って行き、年末を迎えました。

 ところで、年末って、どこからをいうのだろうかって、思うときないですか?

 僕は学生時代の頃に、スーパーでバイトをしていたので、「年末」は一大イベントでした。ホントよく来るんですよ。年末は。いつもの土日の倍くらいの客数で、売り上げも3倍くらいを計上する。それくらい、年末って強敵なのです。

 売り場的な話をすると、クリスマスが終わると、一斉に、年末に突入します。僕は魚屋やったんですが、クリスマス胃部の24日に店が閉店したと同時に、年末な売り場に変えます。

 まぁ、普通は社員さんが遅くまで残って、そういうのをするねんけど、基本的に、任せられるタイプだったので、他の部署が社員とバイトが一体になって楽しくやっている中、孤独にやっていたんですけどもね…

 年末に向けた売り場って言うのは、一年間の締めくくりで最後の売り上げを目指すんで、結構、大変でした。朝のパートさんはいつもより、30分早く出勤するし、社員さんは、金土日以外は、全員揃うことなんてないのに、揃うし。僕なんかは、クリスマス前から10連勤だったりしたし。

 お店の雰囲気も、部署の雰囲気もいつもと違う空気になる。だから、僕にとっては25日から年末って気分になる。今は一人暮らしなので、スーパーに行くと、売り場がそんな感じで変わっているので、あー年末やなって、すごく感じるのです。

 きょうは、そんな感じで、野球の話はなしの、こんな話題でした。

 こんな日記もありですか?久々に、バイトがしたくなってきました(笑)

 ちなみに、そのスーパーとはCOOPです。

 興味ないか(笑)

Written by 氏原 英明

2009年12月27日 2:48 am

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すでにプロフェッショナル。

 おはようございます。

 きょうは、クリスマスイブです。僕には関係ありませんがね。

 いったい、いつまで、サンタクロースの存在を信じていましたか?僕は、ためになる姉や兄がいたので、すぐにばらしてくれました。だから、結構、早かったと思う。

  どうでもいい話なんですけど…。

  さて、この年の暮れになっても、あちこっちに取材に出かけています。たとえば、高校からプロに進む選手の激励会とかね。昨日は、西田哲朗選手の、そうした会にお呼びいただき、彼が巣立つシーンを目に焼き付けてきました。

 それにしても、彼は華のある男だなぁと思います。立ちふるまい、ユニフォーム姿、挨拶などなど、凡人とは違う空気を持っているような気がします。2年目の後半くらいには出てくるんじゃないかなぁと、そんな気がしています。

 今回の激励会は、彼が中学時代に所属していたボーイズリーグが中心(八尾ペッカーズ)となって、開催されたのですが、それもあって、彼らの後輩たち、中学生たちも招かれました。

 その中で、中学生のキャプテンが西田君に対して、激励するというシーンがありました。

 その内容は西田選手をこの夏、見に行った時のことを言っていました。

 「西田選手は全力疾走をずっと見せてくれました」と。

 全力疾走は八尾ペッカーズのチームのモットー。守備位置まで全力でいき、一塁までは抜かない。すべてにおいて、全力を出しつくすのが八尾ペッカーズの目指している野球なのです。

 それを先輩である西田選手が夏の公式戦で魅せた、というわけです。このことの意味は、ことのほか、大きい。

 以前にも、「高校野球情報.COM」コラムでも、「菊池雄星に期待すること」という題の中で、超有名な彼がトイレ掃除をしていることの意味の大きさを書いたことがありました。影響力のある彼が、技術だけじゃなくて、そこに目を向けてきたことが、世の中を広げる何かになる、と。そういうことでした。

 西田選手のこの夏のプレーはそうした意味が込められていた。八尾ペッカーズのモットーである「全力疾走」を、チームの先輩であり、憧れである西田選手が、夏の公式戦で魅せてくれた。これはことのほか大きい。

 僕自身はそのシーンを見ていたわけではないけれど、ペッカーズのキャプテン・尾野壱成君が激励文の中で、その話をした時、感動さえした。

 すでに、高校から彼はプロフェッショナルやったなぁと。

 西田選手は僕が書いた記事の中でも「全力疾走を忘れずに続けたい」というコメントを残していました。それをまた、ペッカーズの選手たちも読んでました。西田選手は自分のモットーでもあると思いながら、実は、後輩たちにも伝えたいという想いがあったんではないかと思う。

 やはり、プロですよ。彼は。

 そんなことを思いましたね。自分の行動・言動がどれだけの責任を持てるか。第一線で戦う人にはそれくらいのものが必要だと思います。西田選手は、すでに、そんな選手になっています。

雑感:

中学生の激励文には鳥肌が立った。結構、長い激励文を読んだのですが、ペッカーズのキャプテン・尾野壱成君は、一度も手元にある紙を見ずに、読み上げたんですよね。結構、長かったのですが中学生にして、その姿勢は素晴らしいと思う。相当、練習したんだろうなぁとも思うし、彼自身にも「想い」がでしょうね。会の後、竹中監督に聞くと、「僕は前日に聞かせてもらっただけなんですよ。自分たちで考えよったんですよ」だそうです。いい教育をされているんだなぁと感心しました。チームも、親御さんも、学校も。こういう子が、将来、どういう形で野球にかかわって、どういう大人になっていくのか、すごく楽しみです。

Written by 氏原 英明

2009年12月24日 10:20 am

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寄稿ほか、色々なイップス。

 17日発売

 「ベースボールクリニック」 

 ・立正大淞南太田充監督。

 21日 

 Number Web 「野球善哉」

 「〝150キロ超″投手がアマで急増?速球派幻想に悩む若手投手たち。」

 http://number.bunshun.jp/npb/column/view/4444/

 更新が滞っておりました。

 さて、先日、ボーイズリーグの取材に行ってきました。といっても、ボーイズリーグ本体のみの取材ではなく、さまざまな方がこられていたので、いろんな人に話を聞くことができました。

 そのうちのひとり、トレーナーとして来られていた方のお話が興味深かった。

 題名にあるように「イップス」の話。

 「イップス」とは、ここ数年でよく言われるようになった、「送球病」のこと。元はといえば、ゴルフ用語なんだけど、短い誰でも決められそうなパットを決められなくて、打つのが怖くなる、というようなものだと聞いています。ひどい時には、動けないそうです。

 野球では「投げれない」というより、「投げ方すらわからない」という人もある。ABCの解説者でもある湯舟敏郎さんは、「イップス」という言葉を使うことすら、ためらうほどです。「本人に伝わると余計、苦しめる」と。それくらい、「イップス」と神経質なものなんですね。

 悪送球が怖くて、投げられなくなってしまう。僕も高校時代は、先輩にショートバウンドを投げるのが怖いという経験をしたこともあるけど、本当に精神的にめいっている時は、投げたくないもんです。

 で、そのトレーナーの方が話くださったのは、選手のけがなども、そうしたメンタルからきていることも多い、ということ。ことしの夏、甲子園で140キロ台後半の球を投げ込んだある投手はぎっくり腰でその先生のところに、前日に来ていたそうだが、それも、精神的な疲労から来るものだったという。

 その場合は、「イップス」とは違うのだけれど、精神的な負担という意味では、そうしたプレッシャーが人を追い込むんだと、勉強になった。

 さらに、先生が言われたのは「イップス」はゴルフや野球だけではないそうだ。卓球でサーブが打てないというのがあったり、カヌーの選手で、精神的に追い込まれると水が怖くなるというのもあるとか。

 これってすごくないですか? 世の中にメンタルトレーニングって流行っているけれど、そこらへんは治せないのかな?

 野球の「イップス」が、そう簡単に治らないように、そうした精神的な部分はトレーニングとかそうしたものではなく、また別次元の悩みなのかもしれない。

 僕も、原稿を書くけど、執筆を終えて、「この原稿でいいのか」と、メールに添付して、送信ボタンが押せない時がある。特に昔に多かった。「この原稿で、仕事がなくなったらどうしよう」とか、真剣に悩んだ時もある。

 でも、最近はそれがなくなっていたんだけど、実はそれはそれでアカンのかなぁという思いもある。

 真剣にやっているからこそ悩むわけで、そこは前向きにとらえたい。

  今も、自分がもっとも書きたい仕事をいくつかいただいて、取材活動に勤しんでいるのだけど、クオリティーの高いも執筆活動に励めば励むほど、怖くなるものだ。

 まぁ、僕の話は「イップス」ではないので、横に置いておいて、、、、

 「イップス」に悩む人には、僕らでははかり知ることのできないつらさがあると思う。でも、それも、真剣に取り組んでいるからこそ。「想い」が強いからこそだから、前むきな悩みだととらえていいんじゃないかなって思う。

 いずれにしても、メンタルな問題は奥深いなぁ。

Written by 氏原 英明

2009年12月21日 9:40 pm

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色々あった4日間。

 またもや、ブログの更新が滞っていました。決して、インフルエンザにかかっていたわけではありません。

 誰も、そんなん、いうてへんてな(笑)。姪っ子と甥っこは3連ちゃんやったけど…

 で、何をしていたかというと、金曜日から東京に行ってきました。ということで、ざっと振り返りましょう。

 ・11日金曜日「社長の面白い話」

 夕方に東京について、向かったのは当ブログの運営・管理をしてくれている、会社のも会合へと向かいました。会合場所に着くと、そこには高校野球情報.COMのライターの方々は大勢集合してました。

 そこでは、いろんな野球話に花を咲かせました。どれがいいとか、悪いとかではなくて、いろんな人がそれぞれの想いをもって、仕事に就かれているのだなぁと実感。

 そして、その会合の後は、社長さんやスタッフさんと飲み会。お酒の席というのは楽しいものです。

 社長さんが面白い話をしてくれました。「5の法則?」

 ちょっと名前を忘れてしまったのですが、アメリカで評判になったというもので、その法則とは、例えば、僕が会いたい人がいるとします。まぁ、どうでしょう?花巻東の佐々木監督だったとします。(まったく面識がない)

 その会いたいという気持ちを、ある人にぶつけた手紙を書くと、なんと、5人以内でその人に逢えるということだそうです。実現できるかどうかを試したわけではないんですけど、なんとなく、分かる気がする。会いたい人にはそうやって、会えるのかと。

 いい話でした。社長さんは、お若い方なのですが、すごくしっかりした考えを持っておられます。そうした話ができるのも、彼の器なのでしょう。そして、彼は、会社を立ち上げて、社内のトイレ掃除をしているそうです。純粋に「気持ち良く仕事をしてほしいから」だそうですが、すごいなぁと思いました。

 鍵山秀三郎さんの本をお勧めしておきました。

・13日土曜日 「斎藤佑樹」

 日中は、原稿書きに専念、夕方から、日刊スポーツ出版社「アマチュア野球」の座談会に参加してきました。

 来年というのは、待ちに待った「斎藤世代」だということで、話は尽きなかった。今までで一番、濃い内容の座談会だったんじゃないかなぁ。

 座談会の参加は今年で、何回目かなぁ?ちょっと、覚えてないけど、最近は「以前の座談会で…」みたいな会話が出てくるようになりました。

 私ごとで言うと、斎藤が大学1年の時のこの時期の座談会で「1、2年はいいけど、上級生になった時、斎藤は苦労する」という話をさせていただきました。理由は、上級生で下を見下ろせるようになった時に、目指すものがなくなる、ということで成長が止まる!と言いたかったのですが、

 ことし、斎藤は苦しんだ。理由はいろいろあるけれど、そのうちの一つがソレだったと確信している。まぁでも、今のこの時期に苦しんだのだから、斎藤はツキがある。あと1年、「巻き返し」という目標があるから、また成長できるのではないか。

 この座談会は年明け発売の「アマチュア野球」で。また、お知らせします。

 ・13日 「マイナー競技たちのジレンマ」

 柔道の「グランドスラム東京大会」を見に行ってきた。100㌔級で出場の穴井隆将を、応…もとい、取材に。

 決勝までは完璧な試合運び。1回戦は開始即の出足払いと袖車絞で合わせて一本。2回戦は見事な払い腰で1本。3回戦は高校時代に見慣れた、彼の真骨頂・「内また」。きれかった。準決勝は苦戦すると思われたが、豪快な相手を背負い投げで、一本。華やかだった。

 しかし、決勝戦。

 初対戦となった相手に対し、指導の取り合いをした後に、有効を取られて負け。初対戦が苦手なタイプであるけれども、最後の最後まで一本を取りに行く姿勢は、勝負だけに限れば物足りないが、柔道の本質を考えれば、正しい。

 篠原監督に、怒られまくっていたけれど…。

 それはそれとして、僕自身は楽しみたのだけれど、そんな「柔道グランドスラム東京大会」はテレビでも中継されていた。テレビ東京系で。。。

 最近、オリンピック競技の放送をやるようになったTV局が多い。それらのスポーツのためにはすごくいいことで、人気拡大にもいいし、野球やサッカー以外にも、面白いスポーツはたくさんあるのだ。

 しかし、柔道やフィギュアスケートなど、野球などと決定的に違うのは「生中継」されないとこだ。もちろん、すべてではないけれどね。そして、報道をするメディアたちは決まって、「生中継を放送している」かのような番組構成。あれは辞めてほしい。

 それと、もうひとつ。アナウンサーの出しゃばり具合もいい加減にしてほしい。取材に来るのもいいし、インタビューをするのもいい。それは同じメディアだからいいけど、彼ら、彼女らがマスコットになっていたのはちょっと違うと思った。「グランドスラム東京大会」の公式グッズに、彼ら彼女らが胴着を来た写真があったのだ。

 それは違うやろ、と。部外者が胴着をきたら、アカンと思う。あの柔道着はその道を目指したものが着るべきだと思う。そのために、白帯とか、黒帯とかがあるのだから。

 でも、それも柔道界からしたら、バックアップしてもらうためには避けられないだろうね。

 こうしたジレンマが、野球とサッカー以外の競技でたくさんあるんだろう。

 14日 月曜日 「本物に出会えた喜び」

 朝から品川のホテルで取材。最上階のスイートルームを使っての取材だったから、結構、大がかりのものだ。人物ノンフィクションだ。

 野球関係の方に、2時間半にも及ぶお話を伺わせてもらったのだけれど、どの世界にもいるものだ。

 「本物」

 と表現すべき人がね。

 ただ単に、その仕事をこなすのではなく、深さを追求している、といいましょうか。高校野球の監督にもいるし、学校の先生にもいるし、農家にもいるし、目医者さんにもいるし、武道家、漫画家、などなど。

 多くはいないけれど、どこの世界にも、「本物」がいるものです。

 取材中は鳥肌が立ちまくりで、凄さに惚れこんでしまいました。僕の企画から、この方への取材が始まったのですが、同行した編集者も、カメラマンも、「面白い人だぁ~」と感心されていた。

 本物に出会えたこと。

 この衝撃は、過去にも、公立高校の監督でありましたが、その時もそうだったように、一生、忘れないと思う。

 いい原稿にしたいと思います。来年以降の掲載ですが、またお知らせします。

 

 

Written by 氏原 英明

2009年12月15日 11:14 pm

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赤星引退。

 阪神の赤星が電撃引退した。

 正直、知らなかったんで、驚いた。

 やっぱり、無理やったんかなぁ、あのけが…場所が場所なだけに…。

 神様はなんて冷たいのだろうと、思った。

 だって、赤星は自分が盗塁しただけ、その分の車いすを寄贈するって、自分が足で生きてきた人間だからこそ、そういう慈善活動を行ってきた選手。そんな彼に、こんな怪我を負わして引退させるなんて…

 でも、そうじゃない。

 赤星選手にとっては、今、現実を受け止めて、苦しいところだろうけど、それだけの思いやりをもった行動に出たことには、誇りをもっていいと思う。きっと未来にいいことが起こるんだろう、そういうような気がする。世の中のためにすることをしたんだから、その報いは、この先の人生か、家族、子孫とかに必ず帰ってくるはず。…僕はそう信じている。ちょっと哲学じみた発想だけど…

 とにかく、自分の職業を通して、世の中のためになることをやり続けた赤星。一片の曇りもない、素晴らしい野球人生だったと思う。

Written by 氏原 英明

2009年12月11日 1:49 am

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21世紀枠

 すいません。

 更新が滞ってました。

 特に忙しいというわけではなかったんですが、特に暇だったというわけでもありません。びみょ~~な感じでした。

 さて、気が付くと、来年のセンバツの21世紀枠候補の県代表校が発表されてました。

 この「21世紀枠候補校」、いつも賛否両論があるような気がします。

 「このチームじゃ、甲子園は無理だろう」

 「こっちの方が、頑張っているよ」

 とか、基本的に、客観性がなく、主観のぶつけ合いをしているだけかと思いますが…。

 そんな中で、僕の意見ですが、基本的には、「甲子園」は除外して考えるべきだと、思う。21世紀枠候補校の基本的な概念として、「他校の模範となる」「困難を克服した」というのが、重要になり、そのプラスアルファで、センバツに出た時に、ある程度戦える戦力がある、ということ。

 しかし、昨今は、甲子園に出ることが優先で、その後に、「模範」や「克服」が付け加えられているのが現状になっている。実際問題、上記二つだけではね、なかなか、センバツに出すのは難しいというのはもっともな話である。

 そこの判別が難しいのだけれど、基本線は忘れてはいけないと思う。少なくとも、県レベルの候補校はそうあるべきかと。

 ベスト8のチームの中では、Aというチームが一番、ふさわしいが、地区の代表校になるのは難しい、だからBにしようとか。

 むしろ、模範校や困難克服校を評価してあげるためにも、県代表として選ぶという考え方もありではないかなぁ。

 そして、近頃、取り違えられているのが、進学校=マナーが良い模範校という図式。昔はそうだったのかもしれないが、昨今では必ずしも、そうではない。電車に乗っていても、以前に比べ、そう思うことが少なくなった。むしろ、工業高校の方が、よくなっているケースもあるな、と感じるほどだ。

 もちろん、すべてではないし、マナーが悪い工業高校もあるし、模範的な進学校もある。言いたいのは、必ずしもという部分。

 僕が思うのは、そうした固定観念を取り除いて、21世紀枠を選んでほしい。

 さらにいうなら、21世紀枠の最大の良さは、この勲章が様々な学校に勇気を与えるということ。野球だけではなく、マナーや勉強に、一生懸命取り組んでいると連盟から評価される。その勲章一つで、それまでやってきたことが間違っていなかったと思えるし、一生懸命取り組むということが、いかに人の心を打つか、みんなが学べるのだ。

 高校野球が教育の一環だとするなら、「21世紀枠候補校」という勲章をとおして、そういうことを教えるのも、野球連盟の先生方の仕事ではないかと思う。

 奈良県では、ベスト8に甲子園未出場校が、添上、関西中央、奈良大付、王寺工。遠ざかっている学校の奈良を含めると、5校に選出の可能性があったが、選ばれたのは王寺工だった。

 王寺工は準々決勝で奈良大付に敗れている。力的にいえば、奈良大付が選ばれてしかるべきだろうが、王寺工を選んだその背景には、野球連盟のそうした想いがあるのだという気がしている。王寺工を評価してやるべきだ、と。

 勲章を与えることで、彼らも一層頑張るだろうし、全力疾走や、攻撃時も守備時も、控え選手がベンチに腰掛けないひたむきな姿勢は他校も習うべき点だと。

 21世紀枠の選び方は、こういうものであってもいい。

Written by 氏原 英明

2009年12月9日 12:09 am

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W杯の組み合わせとPL魂について。

 きょうは、アルファベットの話題。

 まず、W杯の組み合わせが決まりました。

 偶然、生で見ていた。やはり、高校野球もそうだけれど、組み合わせ抽選会は面白い。すごくドキドキする。

 「ポルトガルくるなぁ~」とか…。

 めちゃ楽しい。

 W杯でも同地区の対決は避けているのに、夏の高校野球は…フリー抽選。個人的には反対です。

 まぁ、その話は以前のブログで散々しているので、またの機会ということで。

 組み合わせはオランダ、デンマーク、カメルーンとなりました。

 オランダは、あそこがブラジルになったか、ドイツになったか、アルゼンチンになったかで、第1シードがくることが決まっているので、気にすることではない。問題はあと二つ。

 デンマークはポルトガルとスウェーデンを予選で破ったんかな?だから、侮れない。

 カメルーンはイタリアW杯での旋風がインパクトがある。それ以来、五輪で優勝したくらいしかないけど。

 世間は「厳しい組み合わせ」というけど、W杯の出場国が32で、日本の世界ランキングが43位でしょ(不確か)。普通に考えれば、日本は枠外からなので、厳しくて当たり前。もちろん、枠外出場国もいるけれど、サッカー後進国なわけだから、技術も戦術もメンタリティーも。

 がんばってもらいましょう。

 それはそれとして、昨日は、PL学園の取材に行ってきた。ドラフト候補の二人。世間でも話題になっている二人だから、たぶん、分かると思う。そのうちの一人、主将の話がすごく興味深かった。

 というのも、彼は今、改革に取り組んでいる。技術ではなくて、人間力の方。そう、私生活に取り組んでいるのだ。朝参り、夕方参り、掃除は当たり前にこなす。グラウンドへ下級生は走っていくが、これを上級生もやると、決めて、自らが実践している。

 昨日の取材、わざと早めに行ったんだけど、そしたら、主将が上級生では1番、走ってグラウンドに現れた。取材の時に、こう話していた。

 「下級生の時にやっていたことが、上級生になってやらなくなるのはおかしいと思うんで…。上級生になってもやり続けようと。夏が終わった時に、後悔したくない。…あの時、私生活で気が緩んでたとか悔いを残したくない。…PLは当たり前のことをやるのが伝統だと思うんで。…」

 自分がやって、みんなもやるというのが理想だが、それでみんながやらないなら、それでしょうがない。それで負けるなら、そこまでだという気概をもって、先頭を切って実践しているとか。ここ最近、甲子園で結果が出ていないのは、技術じゃないとも言っていた。

 この話を河野有道監督にしてみると、「これが昔は当たり前だったんですよ。立浪なんか、一人で一番にグラウンドに来て、草むしりを一人でやってましたからね。それを見て、片岡が気づいて、一緒にやり始めたりね」と話してくれた。

 昔を思い出すではないけど、そこに気づいた現主将。時間はかかるだろうけど、彼を中心にチームが一つになったとき、PL学園はかなり強いと思う。

 なお、この取材の原稿は来年1月上旬発売の「アマチュア野球」で、取り上げます。また、告知しますけどね。

 

Written by 氏原 英明

2009年12月5日 11:19 pm

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寄稿

 12月5日 発売

 廣済堂あかつき

 「ホームラン」12+1月号

 ・近畿地区展望

 ・甲子園を揺らせ、神戸国際大附・岡本健

 ・Dream Chaser ボーイズ・八尾ペッカーズ

Written by 氏原 英明

2009年12月5日 2:46 pm

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