1週間近くあいてしまった。
その間、色々あったねぇ。智弁和歌山の高嶋監督のインタビューにも行ったりしたし…
さて、何を書こうかな。
高校野球情報.COMのコラムは随時UPされているので、覗いてやってください。
先日、奈良県高野連の多中理事長が面白い話をしてくれたので、それを伝えようかなと思います。どんな話題かと言うと、高校球児の眉剃り問題です。
最近では、イマドキの流行りとして、眉毛をそり上げるのが流行ってます。個人的には肯定も否定もしません。自由にしたら?と思います。ただ、「眉毛をそっている暇があったら、バット振っとけ」という智弁学園の考え方は、ごもっともだと思う。
カッコつけたいのか、甲子園に行きたいのか。甲子園に行きたくて私学の門をたたいたのなら、眉毛をいじるのは、その時点で野心がずれているということになる。帽子の方についても同じである。
言ってみれば、眉毛をそったり、人に「見栄えをよく見せよう」と過剰に意識することは、心の好きなんですね。「ええとこをみせよう」がチャンスでの力みにつながるといいますか。
私学にも眉毛をそる学校がいっぱいあって、それはそれで、隙があると付け込めるはずなのですが、そこで私学を倒したいと思っている公立校などが、私学と同じように眉毛をそったなら、どうなるかと言うと、精神的な部分では変わらなくなってしまうというわけ。
高校生なので、カッコよく見せたい!という気持ちは分かるけど、甲子園に行きたいのかどうか、という部分では、必ずしも、よくない。だから、僕は肯定も否定もしないのです。
口だけで打倒○○といっても、意味はないわけです。もちろん、眉毛をそって甲子園に行くチームは全国に山ほどあるんで、一概にも言えない。
さて、多中先生に話を戻します。先生は奈良県の理事長であるので全国大会に行くと、運営のお手伝いをすることになっています。全国のいろんな学校の世話をするんです。っテレビで映るときがあると思いますが、選手たちがグラウンドに入退場するときに、先頭に年配のおっちゃんが立っているでしょう?
ああいう役目をするんです。ですから、テレビでは見えないチームの様子を知ることができ、ひとつ教えてくれたのです。
この選抜で日大三高についたときに、小倉監督が選手に話していた内容が非常に面白かったと。室内練習場で試合を待っている時のことである。輪の中心にいた小倉監督が、TV中継を見ながら選手たちにいったそうだ。
「眉毛そっている選手がいるな。これかっこいいか?かっこよくないよな。お前たちはするな。帽子の型も曲げているやついるけど、これかっこよくないよな。ガッツポーズ。相手の気持ちのことを考えたらどう思う。自分が打たれてされた時のことを考えたら、その喜びは胸にしまえ」
と言っていたそうです。
いい話ですよね。
日大三高ですよ。全国で超有名な日大三高ですら、そういうことを心がけているんです。ぜひ、見習ってほしいですね。
勝っているチームだからというのは僕は好きじゃありませんけど、「勝っているチーム」に習おうとするのが、今の高校野球ですから。だったら、「三高」魂を習ってほしい。ちなみに、センバツの決勝で日大三を破った、沖縄・興南もまた、眉毛をそらないし、帽子もひん曲がっていないし、気持ちのいいチームでした。
きょうは、そんな話題でした。
次回はいつになるのやら?




