サッカー日本代表の親善試合を見た。
遠藤保仁と稲本潤一のダブルボランチは長年、願っていたコンビだった。
この二人が組むと、偏らない。どっちかが守備重視とか、攻撃重視、とか。
センスがある遠藤とダイナミックでスケールがある稲本。
彼らがスタメンからコンビを組んで覚えているのはシドニー五輪代表候補の時でまだ彼らがU-21か22くらいの時だった。苦手としていた韓国戦でコンビを組み、攻撃的MF中田英寿と上手く絡み合った。韓国を大差で破った唯一の試合と、記憶している。
あの時は、本当に、ファンタスティックなダブルボランチだった。どちらもが攻撃をし、守備をする。あの後の試合で、遠藤が凡ミスをして、彼は代表から干されてしまったわけだけど、僕の中では日本史上最高のダブルボランチだと、その時から夢見たものだ。
その夢のコンビが、今、実現したわけで、僕自身としては昨日の試合は楽しんで見れた。
ただ、これがこのままW杯までとはいかない。このチームでの長谷部の信頼度は非常に高い。実際、僕自身も、このチームは長谷部抜きでは考えられない。中村俊輔よりも、重宝されるべき存在だと思う。派手さはないけれどね。
そういうことを考えると、僕の中での夢のボランチは数日後に行われる「東アジア選手権」までかなぁという気はしている。
しかし、昨日を見た中では、ひとつ不安要素を見つけた。それは右サイドバック。
もともとは、鹿島の内田篤人が務めていたけど、体調面がよくないらしい。ケガならまだしも、嘔吐感というからちょっと心配。将来のある子だから、今回のW杯は無理しない方がいいんじゃないとかさえ思う。
しかし、その変わりがいない。昨日スタメンの徳永も、駒野も、パッとしない。
思えば、ドイツW杯敗因の原因は、右サイドバックにあった。大会直前のドイツ戦で、加地亮がアフタータックルを喰らって、初戦を欠場。埋め合わせをするはずだった田中誠も途中離脱。ジーコジャパンの災難はここにあったと、僕は思っている。
前回は加地しかおらず、今回は今のところ、内田しかいない。
それだけ、日本のサイドバックは人材が不足しているということなのだ。
そこで思ったのが、長谷部の起用だ。彼のフィジカル、戦術理解力、経験、スピード。絶対出来るはずだと。おとはボランチだから、中に吸収されても大丈夫だろうし、彼ならやれるはずだと。
そうなれば、遠藤と稲本のダブルボランチが見られるのだが…




