山田 雄太選手 (東海大望洋)

山田 雄太

球歴:東海大望洋

都道府県:千葉

ポジション:外野手, 投手

投打:右 / 右

身長:176.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

寸評

 背番号10だが、前のチームから公式戦の登板を経験しており、夏の横芝敬愛戦でも投げる姿を確認している。実力的にはエース格の投手。速球、変化球のコントロールが安定しており、打力がまだ仕上がらない新チームでは打ち崩すのは難しい投手ではないだろうか。 (投球内容)  勢いのある直球を投げるわけではなく、130キロ~135キロぐらいの直球に縦に鋭く落ちるカーブ、スライダーのコンビネーションで投球を組み立てる投手だ。特に縦に鋭く落ちるスライダーのキレはかなりのものがあり、決め球として使っている。相当な自信を持っており、何度か雄叫びをあげる姿も見られ、マウンド度胸も中々良い投手だ。  丁寧に投球をする様子が伝わり、秋の段階でこれほどまとまっているのは首脳陣にとっては頼もしいだろう。ただピンチになると一本調子になる時があり、持ちこたえられるような投球術、精神力を身に付けていってほしい。 (投球フォーム)  最初はセットポジションなので、静かな始動に思われるが、フォームのメカニズム自体は勢い溢れるものだ。  セットポジションから始動する。左足を胸の近くまで引きあげていき、右足を真っすぐ立たせていく。  左足をショート方向へ伸ばしていきながら、重心を少しずつ下げていき、着地する。左腕のグラブを斜めに伸ばしていきながら、テークバックは内回りの回旋をしていきながら、大きく取っていき、身体の近くで強く腕を振り抜く。縦の回転で腕を振ることが出来ており、縦のカーブを投げられるのも、しっかりと振り下ろすフォームだからであろう。
更新日時:2012.10.09

将来の可能性

 下級生から経験を積んでいるだけあって、実戦慣れしていて、投球自体は纏まりを示しつつ、大事な場面では気合を入れるマウンド捌きで凌ぐなど勝負所を心得ている投手と感じた。来年の千葉県では好投手として紹介される一人に入るだろう。さらに実力を伸ばし、チームを牽引する投手へ成長を遂げていくことを期待したい。
更新日時:2012.10.09

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