瓦井 諒選手 (上野)

瓦井 諒

球歴:上野

都道府県:三重

ポジション:投手

投打:右 / 右

学年:卒業

寸評

 2年から主戦投手として活躍していた右投手。この夏、新チームとして初の公式戦勝利をあげた。135キロ前後の速球と切れ味鋭いスライダーのコンビネーションが売りの本格派右腕だ。 (投球内容)  右スリークォーターから勢いよく腕を振っていく。速球は常時130キロ~135キロ前後は出ていそうで、将来的には140キロ台の到達も可能であろう。変化球はスライダー、カーブ。特にスライダーには自信を持っており、大きく曲がるスライダーで、空振りを狙える球種である。  配球はストレートを軸に投球を組み立てていき、追い込んでから外のスライダーで空振りを誘う配球。外角のコントローは安定しており、スライダーのコントロールも良い。内外角にストライクを入れる事が出来ていて、スライダーを主体にする投手にしては投球の幅は広いのではないだろうか。  クイックは1.2秒前後と素早いクイックは出来ており、フィールディングも動きも悪くない。投球以外の技術も率なくこなしている。  (投球フォーム)  ノーワインドアップから始動する。左足は胸のあたりまで引きあげて、右足の膝を深く折り曲げて、軸足に体重を乗せる。左足を三塁方向へ伸ばしていきながら、少しずつ重心を下げて、インステップ気味に着地する。ステップ幅は狭く、あまり捻りを入れず、腰も横回転気味なので、縦の変化球よりも、横変化球が向いた投げ方である。  テークバックを大きく取っていき、しっかりとトップを作り、やや外旋して腕を振り抜いていく。千切れんばかりに腕を振ることが出来ており、実に速い。そのため勢いのある直球を投げる事が出来ている。  最後のフィニッシュでは踏み込み足にしっかりと体重を乗せる事が出来ており、軸足もしっかりと蹴りあげる事が出来ており、腕も最後まで絡んでいる。上半身の動きが強いが、腕をしっかりと振る事が出来たフォームで、しっかりと下半身で支えて、体重移動のブレが少ない良いフォームだ。
更新日時:2012.07.28

将来の可能性

 しっかりと腕を振る事が出来る投手なので、体格の成長により、今後は140キロ台の到達も期待出来る投手。将来的にはスライダーを武器にする本格派右腕に成長しそうだ。高校で終わらずに、次のステージを見据えて、さらに精力的に取り組んでいただきたい投手だ。
更新日時:2012.07.28

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