望月 涼太選手 (東大阪大柏原)

望月 涼太

球歴:東大阪大柏原

都道府県:大阪

ポジション:外野手

投打:右 / 左

身長:170.0 cm

体重:65.0 kg

学年:卒業

寸評

 1年生ながら、旧チームで一番打者を任されました。しかし甲子園では、一本のヒットも打てず苦い思い出となった。元来コースに逆らわない打撃が持ち味で、低めの球を上手く拾う好打者。ただこの経験は、彼の野球人生にとって、かけがえの無いものとなるだろう。 (第一印象)  まだ線は細いのですが、いかにも野球センスが良さそうな感じがしてきます。非常に自分から、ボールに当たりに行く食らいつく打撃が印象的。特に打球の多くが、センターからレフト方向に集中しており、引っ張りを魅せないのが特徴的でした。 (長所)  早めに足を上げて、いろいろなタイミングでボールを捉えることができるタイプ。踏み込んだ足下もブレないで我慢できますし、早めにトップを作ってバットの先端であるヘッドを立てながら、低めの球をうまく拾います。ボールを捉えるセンスには、非常に良いものを持っています。 (課題)  ただ一塁までの塁間は、4.35秒前後とあまり早くありません。そのため大阪予選の8試合でも、盗塁は0個。更に左翼手としても、打球の追い方、地肩共にイマイチで、守備・走力には課題を残します。まだ一年生ですから、これからの成長に期待したいところ。  始動が早すぎるので、投手が投球フォーム変えて来ると、タイミングを狂わされてしまいます。投手の重心が下がり始めてからでも、充分に間に合うのではないのでしょうか?
更新日時:2012.02.29

将来の可能性

 ボールを捉えるセンスは、先輩達に混じっても違和感がありません。というよりも、むしろチームの中でもトップクラスであり、大阪予選では打率.433厘と活躍しました。更に今後上のレベルでの野球も意識するのならば、守備・走力の成長も不可欠です。ぜひ最後の夏までには、三拍子揃ったプレーヤーに成長して欲しいと思います。  技術的にも、グリップが奥に入りすぎる、始動が早すぎる、自分からボールに向かい過ぎるなどの癖はありますが、その辺は彼の個性だと思って尊重したいところ。今は伸び伸びやって、徐々に余分のものを削ぎ落してゆけば良いのではないのでしょうか。最後の夏には、大阪屈指の好打者と呼ばれるような成長を期待して、今後も見守って行きたいと思います。
更新日時:2012.02.29

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