鈴木 光稀選手 (東邦)

鈴木 光稀

球歴:東邦

都道府県:愛知

ポジション:左翼手

投打:右 / 右

身長:173.0 cm

体重:68.0 kg

学年:卒業

寸評

 今年の東邦の核弾頭で、チーム一となる公式戦打率.530を記録した右のアベレージヒッター。鈴木光の成長が打線に迫力が出たようだ。選抜でも、更なる活躍を期待される。 (打撃)  実にシンプルな打法をしているが、大きな欠点がなく、なおかつ力強いスイングができている選手。対応力も高く、右、左と打ち分ける選手。  スクエアスタンス。グリップを肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。投手を両目で見据えることができており、バランスの良い構えができている。投手の足が下りたところから始動を仕掛けていきながら、小さく足を上げていきながら真っ直ぐ着地。非常にシンプルな打法である。トップの動きを見ていくと捕手側方向へ引いていきながら、バックスイングを取る。この時、グリップが入りすぎることなく、取ることができており、そしてインパクトまでロスのないスイングができており、ヒット時はロスのないスイングができていた。  常に安定したフォームで打ち続けることをこだわりつつ、さらに長打力をつけていきたいところだ。 (守備・走塁) 守備に対する動きを見ると、そつなく動ける印象。肩の強さまで判別することはできず、次回の観戦でチェックしたいポイント。 普段の塁間タイムは4.5秒前後で左打者に換算すると4.20秒前後で平均的なタイムだが、全力で走ると4.00秒と一気に0.5秒ほど速くなる。これほどの俊足なので、もっと内野手陣に揺さぶりができる小技ができるようになるとなおいい。  しかし盗塁ではその俊足を生かすことがでくず、3.50秒前後と高校生としては平均的。プロの場合、3.30秒未満が基準。そのタイムが縮められるよう、さらに突き詰めていきたい。
更新日時:2016.01.03

将来の可能性

 打撃技術は安定したものがあり、さらに脚力も優れたものがあり、まさに1番らしい打者だが、それを生かし切れていないように感じる。常に安打ができるのは強みだが、春になってからは出塁をしてからどれだけ仕掛けられるか。レベルの高い相手に足もあるぞと思わせるだけで、脅威になる。全国制覇を目指す核弾頭として、打撃も、走塁もすごいと思わせる選手になったとき、その目標は一歩ずつ近づくことだろう。
更新日時:2016.01.03

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